Road Geniusなら、イタリアのレンタカーをお得な料金で簡単に検索・比較でき、予約までワンストップで完了します。
ローマ・フィウミチーノ空港をはじめとする主要空港や市内中心部での受け取りはもちろん、AT車(オートマ)やSUVといった車種、追加オプションの絞り込みも簡単。乗り捨て(ワンウェイ)やデポジット(保証金)の条件も、予約前にしっかり確認できます。
さらに、注意が必要なZTL(交通規制区域)や有料道路、駐車場のルール、そしてローマからフィレンツェ、フィレンツェからピサ、アマルフィ海岸といった人気ドライブコースの役立つ情報もご紹介します。
イタリアでレンタカーを借りるなら、どこで受け取るかがドライブ旅行の快適さを大きく左右します。
場所 | メリット | デメリット |
---|---|---|
空港営業所 | • 車種の選択肢が豊富 • 到着後すぐに旅行を始められる • 営業時間が長い • 市内の渋滞を避けやすい |
• 空港サーチャージ(約16%)がかかる • ピーク時はカウンターが混雑しやすい • 市内へ向かうまでのガソリン代がかかる |
市内営業所 | • 基本料金が安い傾向にある • 空港サーチャージが不要 • 到着後、まずは公共交通機関で市内を観光する場合に便利 |
• 市街地を抜けるまでの運転が大変 • ZTL(交通規制区域)に誤進入するリスクがある • 車種の選択肢が少ない • 営業時間が短い |
ローマ・フィウミチーノ空港(FCO)のような主要空港では、専用の駐車場ビルなどにレンタカー会社のカウンターが集まっています。一方、小規模な空港では、空港外の営業所までシャトルバスで移動するケースもあります。例えば、ローマ・チャンピーノ空港(CIA)の場合、カウンターは駐車場P6/P8エリアにあり、ターミナルとの間を無料シャトルバスが運行しています。
平均して、イタリア のレンタカーは1日あたり€76前後で、最安のレンタルは1日あたり€8から利用できます。
同じ都市でも、受け取り場所を比較する イタリアの空港営業所では、約16%の空港サーチャージが加算されることが多く、カウンターも混雑しがちです。ローマやミラノでは、営業時間が旅のプランに合えば、市内中心部の営業所を選ぶほうが安くなることがあります。
やみくもに早く予約せず、時期を見極める 7月〜8月の繁忙期や、アマルフィ海岸、トスカーナ、シチリアなどの人気エリアへ行くなら、キャンセル無料のプランで早めに予約し、その後も料金の変動をチェックするのがおすすめです。11月〜3月のオフシーズンは料金が下がるため、出発日が近くなってからでも予約しやすいでしょう。
MT車(マニュアル)のコンパクトカーを選ぶ イタリアでは、AT車(オートマ)に比べてMT車(マニュアル)のほうが料金も安く、在庫も豊富です。また、小型車は歴史的な街での駐車がしやすく、燃費の節約にもつながります。
受け取り・返却の日時を調整する 出発日を1日ずらしたり、営業時間内に返却したりするだけで、料金が安くなったり時間外手数料を避けられたりすることがあります。市内の営業所は、13:00〜15:00頃の昼休みや、週末に早く閉まることが多いので注意しましょう。
追加オプションは最小限に 追加運転者、チャイルドシート、カーナビ(GPS)などを加えると、料金はどんどん上がります。チャイルドシートは持参する、ナビはスマートフォンのアプリを使う、追加運転者の料金に上限を設けているレンタカー会社を選ぶ、といった工夫で費用を抑えられます。
ドライブのルートに関わる費用も忘れずに 大都市間の国内乗り捨て(ワンウェイ)は、追加料金が無料か比較的安価なことが多いですが、国境を越える乗り捨ては高額になります。燃料ポリシーは「満タン返し」のプランを選び、返却前に営業所から5〜10km以内のガソリンスタンドで給油し、レシートを保管しておきましょう。ローマ、フィレンツェ、シエナなどではZTL(交通規制区域)を避け、罰金やレンタカー会社からの管理手数料を請求されないようにしましょう。
イタリアの歴史的な街の多くには、ZTL(Zona a Traffico Limitato)と呼ばれる交通規制区域があり、許可された車両以外の進入を制限しています。
ZTLのポイント | 内容 | アドバイス |
---|---|---|
取り締まり | カメラによる自動監視 | 違反した場合、罰金の通知は数ヶ月後に届くことが多く、レンタカー会社の管理手数料も上乗せされます |
標識 | 赤い丸で囲まれた白い標識に「ZTL」や「Varco Attivo」と表示 | 「Varco attivo」は「カメラ作動中」の意味。絶対に進入してはいけません。「Non attivo」や緑のランプは進入可能です |
ホテルへのアクセス | ZTL内にあるホテルに宿泊する場合、ホテル側が車両情報を当局に登録してくれることがあります | 事前にホテルに連絡し、ナンバーが登録されたことを書面で確認しましょう |
最善策 | ZTLの外に駐車し、徒歩や公共交通機関で市街地へ向かうのが最善です | 少しでも不安なら、ZTLの標識を通過せず、すぐに駐車場所を探しましょう |
イタリアでは、駐車スペースが地面に引かれた線の色で区別されています。
線の色 | 意味 | ルール詳細 |
---|---|---|
白線 | 無料または居住者専用 | 近くに制限を示す標識や「Solo residenti」(居住者専用)の表示がないか確認しましょう |
青線 | 有料ゾーン | 券売機などでチケットを購入し、ダッシュボードの見える位置に掲示します 夜間は無料になることが多いです |
黄線 | 予約・許可車両専用 | 障がい者用、タクシー、警察、軍、荷物の積み下ろしなどのためのスペースです 許可証がない場合は駐車できません |
ピンク線 | 優先スペース | 妊婦や乳児連れの親のためのスペースです 法的な強制力はありませんが、マナーとして利用は避けましょう |
主要都市の駐車場アドバイス:
ピサ: 斜塔へ行くなら、ピアッツァ・デイ・ミラーコリ(奇跡の広場)まで徒歩約10分のVia Pietrasantina駐車場や、Via Cammeo周辺の駐車場が便利です。
シエナ: 旧市街を囲むように、Santa Caterina、Fortezza/Stadio、San Francescoなどの駐車場があります。通常は時間料金制で、場所によっては1日の上限料金が設定されています。
ルッカ: Carducci、Mazzini、Palatucciなど、城壁の外にある駐車場を利用しましょう。無料の場所もあれば、有料の場所もあります。
ヘッドライトの点灯義務: 市街地以外のすべての道路では、日中でもヘッドライトの点灯が義務付けられています。
高速道路や郊外を走行する際は、常にライトを点灯しましょう。
シートベルトとチャイルドシート: 着用義務は厳しく、その場で罰金の対象となります。
12歳未満または身長150cm未満の子供は、適切なチャイルドシートの使用が義務付けられています。
血中アルコール濃度の上限: 0.05%(0.5g/L)で、イギリスやアメリカよりも厳しい基準です。
目安として、小さなグラスワイン1杯程度が上限です。
プロのドライバーや免許取得後間もない初心者は、一切の飲酒が認められていません。
制限速度: • アウトストラーダ(高速道路): 130km/h
• 主要幹線道路: 110km/h
• 地方道: 90km/h
• 市街地: 50km/h
レンタカーがあれば、次のような魅力的な場所へも自由にアクセスできます。 - トスカーナの田園風景 – SR222 キャンティジャーナ街道、キャンティ地方
アマルフィ海岸 – SS163、サレルノ
ピサとルッカ – A11、ピサのドゥオモ広場(奇跡の広場)
イタリアで国際運転免許証は必要ですか? はい、必要です。日本で発行された運転免許証など、EU圏外の免許証で運転する場合、日本の免許証とあわせて国際運転免許証(IDP)を携帯することが法律で義務付けられています。EU加盟国で発行された運転免許証をお持ちの場合は、国際運転免許証は不要です。
レンタカーを借りる際に必要な書類は何ですか? ご持参いただくものは、有効な運転免許証、国際運転免許証(日本の免許証で運転する場合)、パスポート、主契約者(メインドライバー)名義のクレジットカード、予約確認書(バウチャー)です。
イタリアでレンタカーを借りられる最低年齢は? ほとんどのレンタカー会社では、最低年齢を21歳以上と定めていますが、会社や車種によっては25歳以上の場合もあります。また、免許取得後1年以上が経過している必要があります。
ZTLの罰金を避けるにはどうすればよいですか? ZTL区域の外に車を停め、公共交通機関や徒歩で中心部へ移動するのが最も確実です。もしホテルがZTL内にある場合は、事前に連絡して車両を登録してもらいましょう。少しでも不安な場合は、ZTLの標識を絶対に通過しないでください。
イタリアの運転に最適な車種は? 道が狭く駐車スペースも限られている歴史的な街が多いため、コンパクトカーやエコノミークラスの小型車が最も運転しやすいでしょう。家族旅行や荷物が多いグループの場合は、中型車や小型SUVも良い選択ですが、旧市街の中心部を大型車で走行するのは避けることをおすすめします。
AT車(オートマ)はありますか? はい、利用できます。しかし、MT車(マニュアル)に比べて在庫が少なく、料金も高めに設定されています。AT車をご希望の場合は、早めの予約が必須です。
帰国後に交通違反の通知が届いたらどうすればよいですか? 通知に記載された指示に従い、必ず罰金を支払ってください。無視すると、延滞金が加算されたり、債権回収業者から連絡が来たりする可能性があります。また、罰金とは別に、違反処理にかかる事務手数料として、レンタカー会社から50〜60ユーロ程度の請求があります。
ローマやフィレンツェなどの大都市に車で入るのはおすすめですか? いいえ、おすすめしません。これらの都市はZTL(交通規制区域)が多く、駐車場探しも困難な一方、公共交通機関が発達しています。レンタカーは都市間の移動に利用し、市内中心部での運転は避けるのが賢明です。