営業所の場所 | メリット | デメリット |
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ヴェローナ空港(VRN) | • 車種の選択肢が最も豊富 • 主要レンタカー会社が揃う • 営業時間が長い • 高速道路へのアクセスが良好 |
• 空港サーチャージ(追加料金)がかかる • 市内中心部から約12km • 繁忙期は待ち時間が発生することもある |
ヴェローナ・ポルタ・ヌオーヴァ駅 | • 空港サーチャージなし • 鉄道での旅行者に便利 • 市内中心部まで徒歩圏内 |
• 車種の選択肢が空港より少ない • 営業時間が短い場合がある • 周辺の交通量が多い可能性がある |
市内中心部の営業所 | • ホテルや観光スポットへのアクセスに便利 • 空港サーチャージなし • 日帰りでの利用に最適 |
• 車種の選択肢は非常に少ない • ZTL(交通規制区域)に注意が必要 • 事前予約がほぼ必須 |
郊外の営業所 | • 料金が比較的安いことが多い • 駐車や運転がしやすい |
• 中心部からの移動が必要 • 営業時間が限られる(特に週末) |
飛行機で到着する方には、車種が最も豊富な空港が便利です。鉄道を利用するならポルタ・ヌオーヴァ駅、ヴェローナ滞在中の日帰り旅行などには、市内中心部の営業所が適しています。
平均して、ヴェローナ のレンタカーは1日あたり€96前後で、最安のレンタルは1日あたり€44から利用できます。
受け取り場所を比較する: ヴェローナ空港は便利ですが、空港サーチャージがかかります。ポルタ・ヌオーヴァ駅や市内・郊外の営業所の方が安くなる場合があります。予約する前に、各営業所の営業時間も必ず確認しましょう。
予約のタイミングを工夫する: 夏やアレーナ・ディ・ヴェローナのオペラシーズン(6月〜9月)は需要が高まります。特にオートマ車やオープンカーを希望する場合は、2〜3ヶ月前には予約を済ませるのがおすすめです。逆にオフシーズン(11月〜3月)は、直前の予約の方が安くなることもあります。
日程や期間を柔軟に検討する: 受け取りや返却の日を1日ずらしたり、週の半ばからレンタルを開始したりするだけで、料金が下がることがあります。また、4〜5日間のレンタルよりも7日間で予約した方が、1日あたりの料金は割安になることが多いです。イタリア国内の乗り捨て(ワンウェイ)料金は比較的安い場合があるので、同一営業所での返却と料金を比較してみましょう。
最適な車種を選ぶ: ヴェローナの旧市街は道が狭く、駐車場も限られているため、小型のマニュアル車が最適です。料金も安く済みます。荷物が多いなど特別な理由がない限り、大きな車は避けるのが無難です。
追加オプション・料金に注意する:
市内の駐車場代を節約する: アレーナ近くの中心的な駐車場は、1日あたり20〜25ユーロほどかかります。スタディオ(Stadio)などのパーク・アンド・ライド施設や、ZTLのすぐ外側にある駐車場を利用し、中心部まで歩くことで費用を抑えられます。
エリア | 主な駐車場 | 現地でのアドバイス |
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ヴェローナ歴史地区 | • アレーナ周辺の駐車場(Cittadella, Tribunale) • 地下駐車場(通常は時間料金制) • 青線で区切られた路上駐車スペース(台数限定) |
厳しいZTL(交通規制区域)が適用されています。ほとんどの駐車場は歴史地区のすぐ外側にあります。 |
ヴェローナ郊外 | • 一部の住宅街にある無料駐車スペース • 時間制限のあるショッピングモールの駐車場 • パーク・アンド・ライド施設 |
観光シーズンのピーク時には、スタディオやボルゴ・ローマなどの駐車場に車を停め、公共交通機関で中心部へ向かうのがおすすめです。 |
ガルダ湖畔の町 | • 町の郊外にある市営駐車場 • 有料の路上駐車スペース(台数限定) • 一部のホテル駐車場 |
ラツィーゼ、バルドリーノ、シルミオーネなどの歴史地区は、車両の乗り入れが制限されています。指定の駐車場を利用し、徒歩で散策しましょう。 |
ワイン産地 | • ワイナリーの駐車場 • 小さな町の広場 |
ほとんどのワイナリーには見学者用の無料駐車場があります。ヴァルポリチェッラやソアーヴェの村では、中心の広場に駐車できることが多いです。 |
覚えておきたい主な交通ルール:
ZTL(交通規制区域): ヴェローナの歴史地区にはカメラで監視されたZTLがあります。許可なく進入しないよう注意が必要です。
速度制限: 高速道路は130km/h(雨天時は110km/h)、一般道は90km/h、市街地は50km/hが目安です。
ヘッドライト: 高速道路やトンネル内では常時点灯が義務付けられています。
シートベルト: 全席で着用が義務付けられています。
自動速度取締機(オービス): A4号線やA22号線には多く設置されています。
飲酒運転: 規制は非常に厳しく、血中アルコール濃度の法定上限は0.5g/lです(免許取得から間もない運転手はさらに厳しくなります)。
レンタカーがあれば、ヴェローナを拠点にこんな素敵な場所へも気軽に足を延ばせます。 - ガルダ湖 – ペスキエーラ・デル・ガルダ、マルチェージネ、シルミオーネ
ソアーヴェ – ソアーヴェ城、ブドウ畑
レッシニア – レッシニア自然公園、ヴェーロ・ヴェロネーゼ
マントヴァ – 湖、ドゥカーレ宮殿
ヴィチェンツァ – ヴィラ・ラ・ロトンダ、テアトロ・オリンピコ
ヴェローナのZTL(交通規制区域)はどのくらい厳しいですか?
非常に厳しく取り締まられています。ヴェローナのZTLはカメラで監視されており、許可なく進入すると自動的に80〜100ユーロ程度の罰金が科せられます。この規制区域は、歴史地区の大部分をカバーしています。もし予約したホテルがZTL内にある場合は、到着前に必ずホテルに連絡し、車両のナンバープレートを登録してもらう必要があります。
アレーナ・ディ・ヴェローナへ行くのに最適な駐車方法は?
アレーナ・ディ・ヴェローナから徒歩約5分の場所にある「Cittadella」または「Tribunale」駐車場が最も便利です。ただし、夏の公演開催時はこれらの駐車場はすぐに満車になるため、公演開始の少なくとも2時間前には到着することをおすすめします。料金は通常、時間制です。もう一つの方法として、スタディオ(Stadio)などのパーク・アンド・ライド施設を利用し、シャトルバスで中心部へ向かうこともできます。
ヴェローナからガルダ湖を観光するためだけに、レンタカーを借りる価値はありますか?
はい、特に湖畔の町をいくつか巡りたい場合には、レンタカーが断然おすすめです。ヴェローナからペスキエーラ・デル・ガルダなどへは公共バスも運行していますが、車があれば時間を大幅に節約でき、行動の自由度も格段に上がります。特に、東岸の町(ラツィーゼ、バルドリーノ、ガルダ)や北部のマルチェージネ周辺へは、車があると非常に便利です。
ヴァルポリチェッラのワイン産地での運転は難しいですか?
ヴァルポリチェッラの道路はほとんどがよく整備されていますが、場所によっては道幅が狭く、カーブが多いところもあります。スマートフォンの地図アプリなどを使えば移動は簡単ですが、ワイナリーへ続く小さな道には分かりやすい標識がない場合もあります。週末はワイン観光客で混雑するため、平日に訪れる方が落ち着いてドライブを楽しめます。ほとんどのワイナリーには駐車場がありますが、訪問前に予約が必要な場合が多いです。
ヴェローナで車を借りて、イタリアの他の都市で返却することはできますか?
はい、ほとんどのレンタカー会社でイタリア国内での乗り捨て(ワンウェイ)が可能です。ヴェネツィアやミラノ、フィレンツェなど、イタリア国内の主要都市で返却する場合、追加の乗り捨て料金がかかるのが一般的です。多くの場合、この料金は予約時の提示価格に含まれています。オーストリアやスイスなど国外への乗り捨ても可能ですが、料金は国内よりもかなり高額になります。