Road Geniusでは、パリ市内の営業所から出発するキャンピングカーのレンタル料金を簡単に比較でき、フランス、さらにはヨーロッパ全土を巡る旅に最適な一台を見つけられます。パリは、ノルマンディー地方、ロワール渓谷、アルプス方面などへ向かう旅の人気の出発点です。なお、パリ市内は低排出ガスゾーンに指定されており、走行するにはフロントガラスに「クリテール(Crit'Air)・ステッカー」を貼付する必要があります。
時期 | 平均最高気温(°C) | 気候と旅行のポイント |
---|---|---|
3月~5月(春) | 15 | 気候が穏やかで観光客も比較的少なく、過ごしやすい季節です |
6月~8月(夏) | 25 | 旅行のベストシーズン。キャンプ場の予約は早めに済ませましょう |
9月~10月(秋) | 19 | 過ごしやすい気候で、各地でぶどうの収穫祭が楽しめます |
11月~2月(冬) | 7 | 旅行は可能ですが、雨が多く日照時間も短い季節です |
フランスでの運転には、日本の運転免許証に加え、国際運転免許証(IDP)の携帯が必要です。
クリテール(Crit'Air)・ステッカー: パリ郊外の環状高速道路A86号線の内側は、このステッカーの貼付が必須です。出発前にオンラインで申請・取得しておきましょう。
制限速度: 市内のほとんどの道路は30km/h、主要な大通りは50km/hです。
パリ環状道路(Périphérique): 制限速度は70km/hです。速度違反の自動取締カメラが多数設置されています。
駐車場: 市内中心部の路上駐車スペースは限られています。キャンピングカーは高さがあるため、高さ制限(多くは2m未満)のある屋内駐車場は避け、屋外や専用の駐車場を利用しましょう。
燃料(軽油): スーパーマーケット併設のガソリンスタンドや、24時間営業のカード決済式スタンドで給油できます。先に支払いをしてから給油する方式が一般的です。
高速道路料金: 「テレペアージュ(Télépéage)」というETCのような自動支払いシステム、または料金所でカードか現金で支払います。車高3m未満のキャンピングカーは「クラス2」の料金区分になります。
場所 | 設備 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
カンピング・ド・パリ(ブーローニュの森) | 主要設備完備 | 地下鉄駅へのシャトルバス(約15分)、川沿いの立地 | 夏季は半年前からの予約推奨、低排出ガスゾーン内 |
カンピング・アンテルナショナル・ド・メゾン=ラフィット | 主要設備完備 | RER(高速郊外鉄道)でパリ中心部へアクセス可能 | 全長8m超の車両は追加料金が必要になる場合があります |
エール・ド・キャンピングカー・ヴェルサイユ | 水道・電源 | ヴェルサイユ宮殿の庭園近く、24時間入退場可能 | シャワーなし、滞在は最長48時間まで |
各郊外の自治体「エール・ド・サービス」 | 水道・電源 | 低料金で、短時間の滞在に便利 | スペースが少ない、トイレがない場合が多い |
フランス・パッション(農家ステイ) | なし | 会員は無料で利用可能、地元の特産品を購入できる | 設備は一切なし、完全自給自足型の車両のみ対象 |
高速道路の休憩エリア「エール・ド・ルポ」 | なし | 無料、予約不要、24時間利用可能 | 交通騒音がある、防犯面で注意が必要 |
燃料、LPGガス、基本的な食料品: パリ郊外の国道N118号線や高速道路A4号線沿いにある「カルフール(Carrefour)」や「オーシャン(Auchan)」といった大型スーパーマーケットでまとめて調達するのが便利です。
給水と汚水処理: 高速道路A10号線(サン=タルヌール)とA1号線(ヴェマール)にある「フロ・ブルー(Flot Bleu)」のサービスポイントで行えます。
パリ市内では、22:00~07:00の路上での夜間駐車は避けましょう。罰金が科されることがあります。
近年のディーゼル車には、尿素水溶液「AdBlue(アドブルー)」の定期的な補充が必要です。大型トラックも利用する給油レーンで購入すると費用を抑えられます。
フランス国内どこでも、緊急時の電話番号は112(警察、消防、救急共通)です。
ストライキで燃料供給が不安定になることがあります。燃料タンクの残量が半分になったら、早めに給油するよう心がけましょう。