Road Geniusでは、南アフリカ全土のレンタルキャンピングカーの料金、定員、設備などをまとめて比較できます。海外からの旅行者の多くは、ヨハネスブルグのO・R・タンボ国際空港でキャンピングカーをレンタルし、ハウテン州、北西州、ムプマランガ州を巡る旅をスタートします。
この地域を旅する上で特に知っておきたいのが、高地の気候と電子料金システムです。どちらも事前に把握しておけば、安心して旅を楽しめます。この記事では、ヨハネスブルグでのキャンピングカー旅を快適に楽しむためのポイントをご紹介します。
季節 | 平均最高気温 | 季節ごとの特徴 |
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夏(12月~2月) | 26℃ | おすすめの季節。午後に短い雷雨が発生することもあります。 |
秋(3月~5月) | 23℃ | ベストシーズン。空気が乾燥し、過ごしやすい気候が続きます。 |
冬(6月~8月) | 17℃ | おすすめの季節。ただし夜は冷え込むため、防寒対策が必要です。 |
春(9月~11月) | 24℃ | 良い季節。暖かくなり始め、雨季の始まりにあたります。 |
高速道路の制限速度は、特に標識がない限り120km/hです。
ハウテン州の高速道路の多くは、電子料金収受システム(e-toll)を導入しています。日本のETCと似た仕組みで、通常はレンタル車両に専用タグが搭載されており、通行料金は後日レンタル会社から請求されます。
駐車場では、非公式の警備員が車を見守ってくれていることがあります。車に戻った際に、チップとして5~10 ZARを渡すのが一般的です。
夏は突然の雹(ひょう)に注意が必要です。他の車との車間距離を十分にとり、もし雹が降ってきたら、屋根のある駐車場などに避難しましょう。
場所 | 設備 | メリット | 注意点 |
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ディノケン・キャラバンパーク(ヨハネスブルグから北方約50km) | 水道・電気 | ビッグファイブ(大型野生動物)が見られる保護区内。プールあり。全長8mまでの車両に対応。 | 週末は予約必須。ヒヒが食料を狙うことがあるため注意。 |
スイカーボスランド自然保護区(ヨハネスブルグから南東約45km) | なし | 静かなブッシュフェルト(サバンナの一種)環境。ハイキングに最適。料金が安い。 | 電気なし。トイレは簡易的なもののみ。ゲートは18:00に閉鎖されます。 |
マロンジェニ・ゲストファーム(マイヤートン、ヨハネスブルグから南方約70km) | 全設備 | 平坦な芝生サイト。子供の遊び場、ダンプステーション(汚水処理施設)あり。 | 高速道路に近いため、騒音が気になる場合があります。休日は最低2泊からの予約が必要。 |
ペトロポート N1号線 北・南(高速道路のサービスエリア) | なし | 無料で一晩滞在可能。24時間警備。ガソリンスタンドと食料品店を併設。 | 大型トラックの往来が多いため、騒音が気になる場合があります。設備はなし。滞在は最大1泊まで。 |
ヨハネスブルグは標高1750メートルの高地にあります。冬でも日差しが強いため、日焼け止めは年間を通して必須です。
冬の夜は気温が0℃近くまで下がることもあります。予備の毛布や暖房器具(ディーゼルヒーターなど)があると安心です。
「ロードシェディング」と呼ばれる計画停電が2~4時間続くことがあります。日中のうちに電子機器のバッテリーを充電しておきましょう。
国の緊急通報用電話番号は112、警察の電話番号は10111です。